通販でカニを購入した際に、1番困るのは「解凍方法」なんです。
「レンジで数秒チンすればいいや♪」なんて思っている方は絶対にやめてください!!
それでは、正しいカニの解凍方法はこちら!
生カニ(甲羅が茶色)の解凍方法の基本
冷凍庫から袋に水を入れ、5~10分ほど流水につけ、半解凍します。表面が解凍されやわらかくなり、中はまだ少し凍っている状態で大丈夫です。
時間をかけて解凍してしまうと、「黒変(こくへん)」ができてしまい、見た目がわるくなってしまいます。食べても特に問題は無いですが、身が黒くなってしまったカニはなんとなくいやですよね。
ボイルしたカニ(甲羅が赤い)の解凍方法の基本
12時間から24時間程度を目安に、冷蔵庫で時間をかけて解凍するというところが重要なポイントになります。
また、その辺においておいて室温で解凍してしまうと、身がぱさぱさ・カスカスになってカニの旨みエキスが流れてしまいます。電子レンジなどは論外です!!
冷蔵庫に入れる前には新聞紙やクッキングペーパーなどでカニを覆い、ビニール袋に入れると乾燥を防げます。
かにから水分が出てきたけど大丈夫?
かにを解凍すると上手に解凍していても水分が出てきます。これはかにの旨み成分の水分ではなく、周りを覆っているグレース(氷の膜)が溶けただけなので安心してください。
しかし、このグレースが溶けてできた水に長時間かにを置いてしまうと、品質が落ちてしまうので、新聞紙やクッキングペーパーで包むとそれを回避することができます!
そもそもグレースって何??
届いたカニをよ~く見てみると、氷の膜がはってあるのがわかります。これは、「内容量かさまし」のためでもなければ「粗悪品」でもありません。
カニは、グレースがない状態で冷凍してしまうと、冷凍庫に入れている間にカニの水分が奪われてしまい、(冷凍焼けや、フリーズドライ現象とよばれます)パッサパサの旨みが全て失われたカニになってしまいます。
これは、意図的に氷でコーティングすることで、そのまま冷凍した場合よりも、カニの品質を保つことができます。
このグレースの厚さはお店ごとに異なるので、解凍時間は変わります。
まとめ
せっかく購入したカニなので、正しい解凍方法で美味しく食べましょう♪
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