かにの通販で「産地」をチェックしている方、いらっしゃいますか?この「産地」でよく目にするのが、「ロシア」とか「オホーツク海」とかですよね。
カニ漁でよくドキュメントが放送される「ベーリング海」でのカニ漁とは違い、こちらはいくらかまったりとした海です。日本人が漁に出るのは主にこのオホーツク海です。
流氷で覆われる海
オホーツク海は、毎年11月から5月ごろまで流氷に覆われています。
オホーツク海のカニが美味しい秘密は、この「流氷」にあるんです!
プランクトンはカニの餌になります。流氷の下では、大量のプランクトンが食べ放題!!カニは極寒の地でのプランクトンを食べて、身が引き締まったカニへ成長していきます。
そして、流氷が海底を通ることで、不要な海藻がとれて、小さな生き物達が餌とする昆布などにも栄養が行き渡ります。そして、小さな生き物達を食べるのがこれまたカニなのです!
カニは雑食性なので、プランクトンを食べたり、海藻などを食べたり、ヒトデやエビなどを食べたりします。
流氷のおかげでカニが美味しくなる仕組み
オホーツク海の流氷
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プランクトンの光合成ための栄養が豊富に
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プランクトンが大量に生息
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カニの食料が豊富
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品質のいいカニが育つ!!
ということなのです。
オホーツク海のカニは、主に4月ごろに漁が解禁されます。流氷が溶けてきたころに、流氷をかき分けて船を進めていきます!!
流氷が流れるような極寒の地から、私たちにカニを届けるために漁師の皆さんは寒い思いをしてくれているんですね(>_<)
カニを食べるときは、そんな漁師さんの顔も思い浮かべて頂きましょう!
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